分 類 | カメムシ目 |
科 名 | セミ科 |
体 長 | 32〜38mm |
時 期 | 6〜9月 |
分 布 | 北海道〜沖縄 |
鳴き声 | チー(一日中鳴く) |
ニイニイゼミは、「カメムシ目セミ科」に属する小型のセミで、日本各地で見られます。翅(はね)には樹皮に似た模様があり木と同化しているため、鳴いていない時に見つけるのは至難の業です。主にサクラやケヤキの木を好みます。身近なセミの中では6月後半と最も早く鳴き始めます。
体の色としては黄緑色のものが多いですが、オレンジ色のタイプもいます。ずっと不思議に思っていたのですが、調べてみると遺伝的な要因や生息環境によるもので、生態としては大きな違いはないようです。


隠れ身の術だ! どこにいるかわからないよ。
パパはこの色の違いが気になるなぁ…
ニイニイゼミの抜け殻
抜け殻は非常に小さく、泥の跡があるので見分けがつきやすいです。図鑑によるとニイニイゼミの幼虫は湿気を多く含んだ土壌に生息しており、土が乾燥している公園では生息するのが難しいようです。抜け殻は地面から1mぐらいの比較的低いところで見つかります。

ニイニイゼミの羽化の様子
夕方の明るい時間帯に羽化をしている個体がいました。しばらく観察していましたが、かなり早くに飛び立っていきました。


絵日記
1年生の時に一生懸命これを書いていました。二年越しで捕まえることができたので、余程うれしかったようです。

ボク、こんな絵描いたかな?
この頃はたくさんセミの絵を描いたり、セミの折り紙を作ったりしていたよ。
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