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分 類トンボ目
科 名トンボ科
体 長47〜61mm
時 期4〜11月
分 布北海道〜九州、沖縄
場 所平地〜山地の池、沼、湿地、水田

シオカラトンボは「トンボ目トンボ科」に属する日本各地で見られるトンボです。「塩辛」という名前の通り、白い粉を吹いてカラカラに乾いたトンボのイメージでしたが、近くで見るとターコイズブルーの複眼や、水色の体がとても綺麗です。

見られる時期は4月〜11月で、バッタなどと比べるとかなり長い期間観察できます。この個体は6月後半に捕まえました。

シオカラトンボって、こんなにきれいな眼をしているんだね。宝石みたい。

見慣れているつもりだったけど、パパもこんなに近くで見るのは初めてだよ。

シオカラトンボのオスとメスの見分け方

オスは灰色で、メスや未成熟のオスは黄色っぽい色をしています。その色からムギワラトンボとも呼ばれます。この写真の個体は腹部にギザギザの「副性器(ふくせいき)」があるため、未成熟のオスになります。

シオカラトンボのメス

この個体は別の場所で撮影したものですが、腹部が滑らかなため通常のメスと判別できます。

腹部先端にある器官は「尾部上付属器(びぶじょうふぞくき)」と呼ばれますが、オスもメスも白いため見分けるポイントにはならないようです。

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