分 類バッタ目
科 名コオロギ科
体 長18〜20mm
時 期
分 布本州、四国、九州
場 所明るく乾燥した草地
鳴き声リッ・リッ・リッ

ミツカドコオロギは「バッタ目コオロギ科」に属する昆虫で、名前の通り頭部が3方向に角張っており、絶壁のようになっているのが特徴です。体全体が黒褐色で、頭頂部には太めの黄色い横帯が入り、顎には白い髭(ひげ)があります。この平たく黒い顔はオス特有で、メスはやや丸みを帯びた顔をしています。

「ハラオカメコオロギ」や「モリオカメコオロギ」など、他のオカメコオロギ属と似ていますが、ミツカドコオロギは左右の出っ張りがより突き出し、体も大きめです。明るい草地や田畑に生息し、「リッ・リッ・リッ」と、一音ずつはっきりと区切って鳴くのが特徴です。

ミツカドコオロギの顔

こちらは産卵管が付いているため、メスになります。

ミツカドコオロギのメス

秋に草むらで鳴いているのは、このミツカドコオロギが多いよ。

丸顔のエンマコオロギしか知らなかったから、初めて見た時は、顔が潰れちゃったのかと焦ったよ。

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