分 類ハチ目
科 名アリ科
体 長7〜12mm(働きアリ)
時 期4〜10月
分 布北海道〜九州
場 所日当たりのより乾いた地面

クロオオアリは「ハチ目アリ科」に属する大型のアリで、300種ほどいる日本のアリの中では最大サイズになります。体は黒灰色で、長い触角と発達した大顎(おおあご)を持ち、くびれた腹部には光沢のある短い毛が密集しています。「働きアリ」の中でより大型になったものは「兵アリ」と呼ばれ、頭部や体の大きさが一際目立ちます。

畑や公園、住宅街などの乾燥した地面を好んで巣を作り、行列を作らず一匹または数匹でグループになってエサを探します。雑食性で、小さな昆虫の死骸や穀物の他、アブラムシや植物が分泌する蜜も好んで食べます。

クロオオアリ
クロオオアリ

クロヤマアリとの違い

最もよく見られるアリの一つとして「クロヤマアリ」がいますが、最も顕著な違いは大きさです。クロヤマアリの体長が4〜6mmであるのに対し、クロオオアリは10mmを超え、二回りほど大きさが違います。

さらに、横から見た際の背中の形にも違いがあります。クロヤマアリは背中が凹んでいるのに対し、クロオオアリは丸みを帯びた背中を持っているため、これも見分ける際のポイントとなります。

アリってハチ目なんだね。確かに顔をよく見たらハチに似ているかも。

ベランダで見かけたんだけど、とにかく頭が大きくて気になったから、写真を撮っておいたんだよ。

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