分 類チョウ目
科 名タテハチョウ科
体 長27〜38mm
時 期4〜11月
分 布本州〜南西諸島
食 草スミレ、パンジーなど(幼虫)

ツマグロヒョウモンは「チョウ目タテハチョウ科」に属するチョウで、オレンジ色の翅(はね)にヒョウ柄の斑点があるのが特徴です。「ツマ」は「端」の意味で、翅の先端が黒く縁取られています。

オスとメスで色が大きく異なり、この個体はオスのため単調な柄ですが、メスは青みがかった黒地に白い帯が横断した柄になります。これは、天敵に対する防御として毒を持つ「カバマダラ」に擬態していると言われています。幼虫も赤色の体色とトゲのある外見をしており、見た目は毒々しいですが毒はありません。

元々は温かい地域に生息していましたが、近年は温暖化の影響で関東地方でも見られるようになりました。パンジーなどスミレ類の園芸植物の葉を食べるため、都市部の公園でもよく見られます。

はねがちょっと破れちゃってるね。

そうだね。でも黄色のお花畑で元気に飛んでいたよ。オスとメスでこんなに違うんだね。

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