分 類バッタ目
科 名キリギリス科
体 長22〜25mm
時 期夏〜秋
分 布本州、四国、九州
場 所草地、林のへり
鳴き声スイーッチョン

ハヤシノウマオイは「バッタ目キリギリス科」に属する昆虫で、「スイーッチョン」という独特な鳴き声で知られています。体の形はクツワムシに似ていますが、ハヤシノウマオイは肉食性で、ヤブキリのように前脚にある「スパイク」と呼ばれるトゲで獲物をしっかりと捕えます。

名前の由来は「馬追い」にあり、馬を追いたてる際の「シーッ、チョッチョッ」という掛け声と、その鳴き声が似ていることから、ウマオイと名付けられました。

ウマオイは2種類おり、雑木林に生息するのが「ハヤシノウマオイ」、明るく開けた場所に生息するのが「ハタケノウマオイ」です。外見で見分けるのは難しいため、鳴き声で区別されます。

これは林にいたから「ハヤシノウマオイ」かな。初めて本物を見たよ!

「ハヤシノウマオイ」だけじゃなく「ハタケノウマオイ」というのもいるのか。親戚みたいなものだね。

この個体は8月上旬に、自然豊かな公園の桜の木の幹にいたのを、偶然捕まえました。なかなかレアなようなので、逃げないように観察ケースに入れたまま撮影しました。

ハヤシノウマオイ
ハヤシノウマオイ

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