分 類トンボ目
科 名オニヤンマ科
体 長80〜114mm
時 期6〜10月
分 布北海道〜沖縄
場 所平地〜山地の小川、渓流

オニヤンマは、「トンボ目オニヤンマ科」に属する日本最大のトンボです。大きな個体は11cmを超え、黒い体に黄色い斑紋が等間隔に並んでいます。緑色に輝く大きな複眼は、左右がわずかに接しています。

オスとメスでは外見に違いがあります。メスは尾部の下側に長い産卵弁を持ちますが、オスには尾の上に2つに分かれた器官があり、これで産卵時にメスの首を掴みます。この個体はオスになりますね。翅(はね)は透明ではなく、やや黒みがかかっていました。

ついにトンボの王様、オニヤンマを捕まえることができたぞ!

1時間近く粘って捕まえたから、喜びも大きいね。おめでとう!

「鬼」の名が示す通り、怖そうな顔つきと、鬼のふんどしのようなトラ柄の模様が特徴です。セミやスズメバチを食べることもあります。

オニヤンマ

オニヤンマの生息場所

オニヤンマは、川の上流域や森林、林縁部の小川や湿地など、日陰が多い場所に生息しています。最初は「川の上流に行けば見つかるかも」と安易に思っていたのですが、実際にはなかなか出会えませんでした。

いろいろ調べてみると、オニヤンマは湧き水が流れ出る沢や水量の少ない細流に生息しているようです。

この個体は、旅行中に森の中で見つけました。捕まえるチャンスは数回のみでしたが、沢沿いの低い位置を飛んでいるところを、うまく捕まえることができました。

オニヤンマ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です