分 類バッタ目
科 名マツムシ科
体 長23〜24mm
時 期8〜11月
分 布本州、四国、九州
場 所市街地、庭木
鳴き声リー・リー

アオマツムシは「バッタ目マツムシ科」に属する昆虫です。都会の街路樹などにも生息しますが、樹上性のため姿を目にすることはあまりありません。夏から秋にかけて、夜になると「リー・リー」と耳鳴りがするほど甲高い声で鳴きます。

明治の頃に中国から持ち込まれた外来種とされており、在来種のマツムシとはいくつか違いがあります。例えば、在来のマツムシは茶色ですが、アオマツムシは鮮やかな緑色です。また、姿や鳴き声も異なります。

オスの背中には葉脈のような茶色の模様がありますが、メスにはその模様がありません。アオマツムシは体に対して非常に長い触覚を持ち、飛ぶ能力も高いため、観察しようとするとすぐに飛び去ってしまうことが多いです。

夜に探しに行った時、声はするのに見つけられなかった…

桜の木の上で鳴いていたね。明るい時間帯に見つけられたら、ラッキーかもしれない。

アオマツムシ
アオマツムシ

こちらはメスです。オスのような茶色の模様はなく、体の大きさもオスと比べると、メスはやはりでっぷりとしています。

アオマツムシのメス

アオマツムシの幼虫

成虫になる前の幼虫を見つけました。幼虫のうちは褐色でカネタタキに似ていますが、この頃には緑色です。翅(はね)の付き方が成虫と違いますね。

アオマツムシの幼虫

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