分 類トンボ目
科 名トンボ科
体 長38〜55mm
時 期5〜10月
分 布日本全土
場 所平地〜丘陵地の明るい池や沼

ショウジョウトンボは「トンボ目トンボ科」に属するトンボで、全身が真っ赤なことが最大の特徴です。「猩猩(しょうじょう)」というのは、中国の伝説上の動物のことで、体全体が赤い体毛で覆われており、その様子がこのトンボの名前の由来にもなっています。

近縁種であるベニトンボは脚が黒いのに対し、ショウジョウトンボは脚の先まで赤くなったいることが見分けるポイントです。なお、鮮やかな赤色を持つのはオスのみで、メスは多くのトンボと同じように黄色がかった体色をしています。縄張り意識が強く、水面近くのお気に入りの枝を巡って争う様子もよく見られます。

この個体は、9月上旬に自然豊かな公園の池で捕まえました。以前から捕まえてみたかったトンボですが、真紅の姿を間近で観察することができてよかったです。翅(はね)の根元にも赤が入っていて綺麗ですね。

あ、せっかく捕まえたのに、飛んで行ってしまった!

写真はなんとか撮れたよ。いつかまた捕まえて、じっくり観察してみよう。

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